SEX AND THE CITY 2
ネタバレを大いに含みます。
<ストーリー>
キャリー・ブラッドショーは、念願だったビッグとの結婚生活も二年目を迎えようとしていた。
親友のスタンフォードとアンソニーの結婚式をきっかけに久々に再会したキャリーとミランダ・ホッブス、シャーロット・ヨーク、サマンサ・ジョーンズはみなそれぞれやりたい事をして生きている。
しかし、そんな円満な四人にもやはり不満や不安が生じてきている。
キャリーは夫ビッグとマンネリ夫婦になる事を危惧していたし、ミランダは上司が自分に対しての当たりがきつい事を我慢しており、シャーロットは二人の娘の育児、夫がベビーシッターと浮気をしないかどうか不安を感じている。
サマンサはスミスと別れてからというもの昔のように自由にやっているが、周りの環境の変化から平凡な毎日に落ち着いてしまっているのではないかと不満を持ち始めている。
そんなスミスの主演映画のプレミアイベントに参加したサマンサはそこでアブダビのホテルをPRして欲しいと頼まれ、その代わりに四人分の旅行の費用を全て持ってくれと条件を出した上で引き受けた。
キャリーはビッグが結婚記念日にくれたプレゼントがまったく自分の好みではないものだった事にショックを受け、何日か仕事のために二人の家を空けた。
四人は久しぶりに旅行に行く事を決め、アブダビへ旅立つのだった。
飛行機、ホテル、なにからなにまでゴージャスな待遇に四人は日頃の鬱憤を忘れて豪遊する。
そこでキャリーが出会ったのは、結婚まで考えていた過去の男、エイダンだった。
こんなところで再会するなんて、となにか意味が有る事を考えたキャリーは彼とキスをしてしまう。
友人はそのことを黙っていろと忠告するが、秘密は持ちたくないとビッグに電話で報告。
ビッグはなにも言わず電話を切ってしまった。
それぞれ旅行でなにかをみつけだし、またなにか問題を生み出し、四人は帰国。
キャリーの帰った先にはビッグの姿はない。
これで終わってしまうのか、と心配で気が気ではないキャリーを散々待たせて帰ってきたビッグの手には、絶対に約束を破らせないとっておきの「罰」が握られているのだった。
<感想>
今回特に大事件があるわけでもなく、緩やかに、割と平坦に話が進んで行った気がします。
公開年に一番不名誉な賞をもらった作品ですが、私自身は楽しんで観る事ができました。
おそらく本作のドラマからのファンだったからかもしれませんが。
今作で一番好きなシーンは総じてメインでもあるアブダビ旅行のシーンです。
もうここまでゴージャスなの!?となにからなにまで豪華で、お金かかってます(笑)
サマンサ姉さんのあのゴーイングマイウェイっぷり!でも今回は女の友情を優先していたところもあって、かっこいい。
しかし、エイダンとのキスの事を「どうしよう!」とサマンサに相談したキャリー。
サマンサに黙ってろと言われれば話すと言い、じゃあせめて夜が明けてからにしろと言われればすぐに電話する。
相談した意味って(笑)と思ってしまいましたね。まぁ、キャリーの中で次の行動を確定させたかったのでしょうが。
今作も四人の友情、ファッション、ゴージャスなライフスタイルが観られました!